このページは、太陽電池発電、風力発電、その他の自然エネルギー関連の最新の話題をトピック的にまとめたものです。
9月20日, 1998*国がクリーンエネルギー自動車(プリウス等)購入費を一部負担!! 新エネルギー産業技術・総合開発機構(NEDO)は9月1日から、電気自動車、天然ガス自動車などクリーンエネルギー自動車の購入時に費用の一部を負担する普及事業の2回目の公募を開始した。 7月15日, 1998 *ミサワホームが初のエネルギー100%住宅を販売 ミサワホームはこのほど、「住まい2000年モデル」と銘打って、エネルギーを100%需給できるニューセラミックス住宅「ハイブリッド−Z」を開発した。これまで、経済性から困難とされてきた100%自給住宅を、坪あたり50万円に抑えた価格で販売を開始した。
6月10日, 1998*東京電力が風力で購入制度を開始 東京電力は、風力発電設備設置者に対して、15年間という長期契約で、購入単価1キロワット当たり、11円70銭で買い取る制度を創設した。購入契約期間は、IPP(独立系発電事業者)設備の税法上の耐用年数と同等の15年間に設定した。事業者の希望に応じて、当初5年間は14円、6年目から5年間は11円、11年目から5年間は9円で買い取る仕組みもつくった。これらの購入単価は契約期間中に電気料金の改訂があっても変動しないとのこと。
February 4, 1998*国の平成10年度太陽電池関連予算が大幅増
January 6, 1998*新エネルギー設備が日本の総発電能力の7%に到達!
August29,1997*NEDOが平成9年度の風力開発フィールドテスト事業実施箇所を決定 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、平成9年度の新規風力開発フィールドテスト事業として風況精査20カ所、システム設計4カ所を決定した。
April 22,1997*東京電力が環境NGOと共同で太陽光発電に補助金 東京電力は環境NGOの「市民フォーラム2001」、「生活クラブ生活共同組合」と協力して、一般家庭の太陽光発電装置設置者に対して、費用の半額(設置費用約300万円とするとその内の150万円)を助成する制度を開始した。補助金総額は3年間で10億円程度の予定。
March 17 1997*旧秋田空港跡地に集合型風力発電所が建設!? 秋田市の旧秋田空港跡地に、国内最大の集合型風力発電施設を建設する構想が持ち上がっている。
February 1997*政府は97年度、自然エネルギー関連の政策を発表通産省は、「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法案」について発表した。これは、太陽光発電、風力発電、電気自動車など新エネルギーの国内への導入を図るための、予算補助、融資などの支援を定めた法律。 具体的には、以下のとおり。 (1)新エネルギー利用等を行う事業者への助成制度の創設 [
0 →11.2億円(平成9年度)] (2)地域における新エネルギー利用等の促進[ 0
→22.0億円(平成9年度)] (詳しくは、通商産業省の報道発表資料参照)
January 1997*97年度住宅用太陽光発電補助額が倍増 97年度の政府のエネルギー関係特別会計予算の全容が明らかになった。これによると、
個人用住宅を対象とした住宅用太陽光発電に対する補助額は96年度の40億円から、111億円に大幅に増額された。補助対象戸数は、今年度の約5倍の9,400戸となる見通し。 (100−40)×2/3=40万円
December 1996*米国GM社が電気自動車「EV-1」を発売 ジェネラルモーターズ(GM)は12月に入ってカリフォルニアとアリゾナの両州で小型電気自動車(EV1)を発売開始した。販売は、下取りや保守に関する顧客の不安を解消するためリース方式で行い、リース料は州の補助策にもよるが一月400〜600ドルとのこと。
September 1996*国の住宅用太陽光発電モニター決定通産省は9月2日、住宅用太陽光発電システムモニター事業(国の補助金制度)における平成8年度モニターを発表。本年6月20日から7月19日までの募集期間において、予定を大幅に上回る(約6倍)11,192件の応募があったため、8月28日に抽選を実施。抽選の結果1,866件を本年度モニターに決定した。 *国立環境研究所で電気自動車開発 ・このほど、環境庁国立環境研究所では民間12社と協力して小型で高性能の電気自動車を開発、15分の充電で140km走行でき、最高速度は130kmまで出せるという。量産化すれば、1台百万円前後にできるとのこと。
July 1996*NEDOが風力開発フィールドテスト事業(風況調査)実施地域決定 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は平成8年度の風力開発フィールドテスト事業の実施地区を18カ所指定。この事業は、国の補助を受け、風力発電システムを全国各地に試験的に設置して風力発電普及の素地をつくろうというもの。風況調査を行ったのち、システム設計、システムの設置を行う予定。 *「太陽光発電システム導入マニュアル」が発売この度、「太陽光発電システム導入マニュアル」が「ぎょうせい」社より発行。太陽光発電システムの特徴、システム設置・運用に当たっての手続き方法や経費、補助金制度、事例、地球温暖化対策としての役割等、太陽光発電システムを導入するにあたって必要となる情報を1冊に取りまとめたマニュアル。
June 1996*太陽光発電システム価格について太陽光発電システムメーカーの(株)エム・エス・ケイは本年8月から、家庭向け太陽光発電システムの価格を約3割引き下げることになった。本体価格(工事費や配線費を除く)は、出力2.95kwタイプが260万円、3.28kWタイプが285万円を予定。同社のシステムは、提携先のミサワホームと共同で商品化したもので、そのまま屋根材として使えるのが特徴。 April 1996*平成8年度の太陽光モニター募集について新エネルギー財団は、平成8年度の太陽光モニター事業に関する概要を発表。平成8年度はモニターの数を拡大するため、補助金の上限をワットあたり85万円から50万円(機器40万円、工事費10万円)としたのが特徴。6月20日から募集開始、募集の締め切りは7月19日、8月末にはモニターを決定する予定。詳しい情報は、ここをクリック して下さい。
January 1996*「太陽光発電普及協会」主催の第3回太陽光発電全国交流会が開催 1月25日、「一人に太陽電池一パネルを」を合い言葉に「太陽光発電普及協会
」(会長:井口正俊さん)の第3回全国交流会が大阪で開催。出席者は自宅の屋根な
どに太陽電池を取り付けて既に発電を行っている約30人の「所長」を含め約350
人。日本工業大学の泰野さんの講演に続いて、各会員からの太陽光発電の実践例の紹
介、太陽電池システムの価格動向(平成8年度は360万円に!?)の発表など、多彩な
講演がなされた。
December 1995*20kw未満低圧連係の太陽光発電の設置手続きを簡素化 太陽電池の出力が20kw未満の太陽光発電システムが、平成7年12月1日より
、電気事業法他の関連法規の改正がなされ、太陽光発電システムの設置手続きが大幅
に簡素化。具体的には、これまで太陽光発電システムの設置時に必要であった、電気
主任技術者の選任、保安規定の届出、法定点検が不要になり、第二種電気工事士によ
る工事が可能となった。 October 1995*日本の住宅用PVシステムの価格が大幅低下 94年は各メーカーとも600万円台だったものが、95年には400万円前後に。
September 1995*平成7年度上期NEFモニター600件に決定 平成7年度のNEFの住宅用太陽光発電システムモニター事業は上期、下期に分けて
募集。上期は全体の約2/3、下期は1/3募集予定。上期については、5月22日
〜6月21日に募集。この間応募件数2419件(競争率4倍)。平均発電設備規模は3.
8kw。下期については、9月21日までに応募締め切り予定。 |